イズリントンのヴィンテージショップ、アニーズが閉店の危機

ロンドン、イズリントンのアンティークマーケット、カムデンパッセージの有名ヴィンテージショップ、アニーズが、店舗賃貸料高騰による閉店の危機に直面している。アニーズのオーナー、アニー・モス氏によると、来年度の店舗賃貸料として現在の2倍近い金額を請求されているとのことで、「決して好調とは言えない現状でこの値上げは、閉店しろと言っているようなもの」として、建物を管理する不動産管理会社に対し、賃貸料の減額を要求している。カムデンパッセージのあるエンジェル駅周辺は北ロンドンのショッピング街、おしゃれな住宅地として人気の高いエリアで、店舗賃貸料、住宅価格ともに高騰している。アニーズへの店舗賃貸料倍増は、建物のオーナーがアニーズを追い出し、店舗を売りに出したいためと推測されている。アニーズは1974年に露店としてカムデンパッセージに出店、2001年に現在の路面店をカムデンパッセージにオープンした。1920年代のフラッパードレス、レースのウエディングドレスで有名で、昨年、レオナルド・ディカプリオとキャリー・マリガンが主演した映画『ザ・グレート・ギャツビー』に衣装を提供している他、1974年、ロバート・レッドフォード主演のオリジナル版でも衣装協力を行っていた。

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