イーストロンドン、ブリックレーンで94年から営業を始め、さまざまなイベントを行って周辺エリアの人気を支えてきたヴァイブバーが、11月11日で20年の歴史を閉じる。エリアを管轄する地方自治体、タワーハムレット区による規制が昨年から強化され、警備員の増員、監視カメラの増設などを余儀なくされたことと、一昨年までは認められていた、クラブイベント開催時などの飲酒販売時間の特別延長措置が昨年から許可されなくなったことにより、経費増額と売上減に耐え切れなくなったようだ。オーナーのアラン・ミラー氏はロンドンの夕刊紙『イブニングスタンダード』の取材に「夜遊びに行ったら空港並みのセキュリティチェックがあるのでは、バーではなく監獄をやっているようなもの」とコメントしている。ヴァイブバーでは、閉店を前に11月7日からお別れパーティイベントを計画している。
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